Happy Printers Bishu
Category :
Office Shop
愛知県一宮市にあるRetailの施設内に入居する「Happy Printers Bishu」の空間設計を行いました。
Reatailは1930年代に建てられた繊維組合が保有する築80余年のビルです。現在では、マテリアルセンターが入っており、生地の販売も行っていたり、2階、3階はオフィスとして使用されています。
Happy Printers Bishuはデジタルファブリケーションの機材が置かれ、繊維の産地ならではのコラボレーションが生まれるようにしたいというクライアントの思いを汲み取りデザインを進めていきました。全体的に建物が持つ雰囲気と現代の技術であるデジタルファブリケーションの組み合わせを違和感なく落とし込むことを目指しました。
基本的なベースは既存の状態を活かしています。壁に貼ってあったクロスをはがすと当時の壁の色が出てきたのでそのカラーを活かしツートーンの壁と天井にしています。床や什器の素材はRetailの看板が木目であったため、針葉樹合板を使用しています。またロールカーテンのカラーはReatailの施設内にある彩度が低めのカラーをサンプリングし、TABがデザインし、今回のクライアントである堀江織物さんに制作していただきました。
堀江織物さんから糸の巻き芯が余っているとのことでしたので、その素材を使用して棚も制作しています。画像はこちら
完成日 | 2016.12 |
用 途 | shop |
価 格 | - |
サイズ | |
構造・材料 | 針葉樹合板、ペイント |