INTERSECTIONS -case01- THROUGH Office×TSUYOSHI OTSU
“INTERSECTIONS edit by TAB Journal”とはTABがこれまでに関わらせて頂いた場所や空間で過ごしている方々に焦点をあて、インタビューしていくコーナーになります。
第一弾としてThrough代表であり、デザイナーの「大津 厳」さんに2018年に完成したThrough Officeでインタビューをさせて頂きました。大津さんはTABのロゴやHPなどを製作して頂いたり、TABが手掛けたお店やプロダクトなどのロゴやウェブサイトなどのデザインもお願いしています。
↓Through Office
TAB)この場所を作るにあたって大津さんの要望はどんなものがありましたか?
TABがつくる家具とか空間などのシンプルなデザインに共感していて、事務所をつくるときには一度相談したいなと思っていました。土地を探していたら自宅に近くに大きさも手ごろな土地が出てきて、西田君に話を持っていきました。そこから話が進んでいった感じです。
要望としては事務所として作業する場所と打ち合わせスペースがほしいと伝えていたのと、キッチンというか独立したカウンターみたいなものが欲しいなとも話していました。このカウンターは将来的にイベントやちょっとしたお店とかをしたいと思っていたので欲しいと思っていました。
TAB)この場所を作っていくときに面白かったことや気づいたことはありますか?
面白かったことはみんなで壁を塗装したことかな笑。そのあとにBBQしたりしましたよね笑
以下TABのinstagramのストーリーを参照
その1
その2
その3
今回は板材などの規格サイズをカットせずに張っていく設計にしていたので理にかなっているなと感心していました。そのことをお客さんや来てくれた方に説明すると、なるほど。と共感してもらえます。ルールがあるっていいですよね。
TAB)この場所を使っていて何か感じたことはありますか?
もともと今までは作業を自宅でしていたので、やはり場所があると便利です。例えば、お客さんと打ち合わせしたあとにもうちょっと話したいんでと言って、この場所に来てくれてちょっと話すってこともあります。お客さんも気軽に来てくれるようになったように思います。
TAB)この場所ができたことによって制作するものに何か変化がありましたか?
1階の打ち合わせスペースの奥でちょっとした商品撮影ができるようになりました。これはかなり大きいです。またお客さんがこの場所を使って商品イメージの写真を撮影したいと言ってくれたこともあります。朝方は光が差し込むのでいい感じに写真が撮れます。打ち合わせに事務所に来てもらってプロジェクトが展開していくのはなんかいいなと思います。
↓撮影風景(大津さん写真提供)
TAB)大津さんの作業スペースの裏にTHROUGHのロゴが入っているポスターが張ってありましたが、あれは何でしょう?
このポスターは毎月制作して窓に貼って、月ごとに更新していこうと思ったんですが、忙しくなって今は留まっています笑
自分の作業スペース周りから順に埋めていこうと思っています!自分のためのグラフィックを作って、壁に展示していこうかなと。
基本的には受託で仕事をしているのですが、今後はこの場所で打ち合わせしたときに壁面や棚に貼ってあるポスターやデザインしたものを見ながらこんな感じがいいなぁ~とか、モノを見ながらお客さんと話していくことができたらいいなと思っています。作業スペースに置いてある過去に制作したものをまとめた展示台があったらいいなと思っていて、こんな展示台作りたいんですよね。(作業スペースから雑誌を持ってきて二人で見る)
TAB)これならすぐに作れそうですね!作りましょう!
…壁を見ながらいろいろ相談して、サイズを決めてホームセンターへGO!
↓大垣のスーパービバで針葉樹合板と丸パイプを購入。寸法を決めてカットコーナーへ。
↓早速Through Officeに戻り制作開始!
↓TABのサポートのもとサクサク作ります。
↓展示台完成!!!早速過去に大津さんが制作されたものを並べました。
大津)GWには垂井町ではお祭りがあり、Through Officeの前の道も使用するので、知り合いの方々とちょっとした販売所をしたいなと思っていたのでこの展示台があればできそうです!
TAB)この展示台にいろいろと追加してイベントやショップなど事務所以外の機能にも対応できそうで楽しみです!
THROUGH
503-2121
岐阜県不破郡垂井町1217-2
Tel&Fax : 0584-23-3512
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