「北のリボン」設計プロセスの展示
愛知県佐久島に完成しました見晴台「北のリボン」の設計プロセスの展示を行います。
施工が専門でない自分たちでも施工ができるようコンピュテーショナルデザインの手法を用い設計を行いました。
斜面にそのまま建てる、垂直水平でない有機的な形状、自主施工可能など複数の条件を含んだままの検討は従来の設計手法では困難です。形の基本方針を決めるルール(アルゴリズム)を設定し、形状に変化を与える条件や数値(パラメータ)を変えていくことで、自主施工可能な作り方が担保された常態で多様な形状の検討を行いました。詳細な3Dモデルで検討することで、モデル確定後は通常の図面化(平面図、立面図、断面図など)は行わず、モデルから部材の加工データを取り出し施工に入りました。
展示では、設計プロセスの図解および3Dモデルから取り出した加工図、原寸の検討モデルなどを展示しています。佐久島には実物の「北のリボン」も常設展示されていますので、設計背景を知って体験いただけるとより楽しめると思います。
是非お越しください。
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会期 : 2015年2月28日(土)~3月31日(火) (野外につき無休/弁天サロン展示のみ月曜休館)
会場 : 愛知県西尾市佐久島弁天サロンギャラリー(西渡船場下船徒歩4分)
北のリボン : 愛知県西尾市佐久島ソテツの広場(西渡船場下船 徒歩25分)
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http://www.m-mole.com/sakushima/2014/tab_1.html
2015.02.27
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