7月18日に行われた根尾コ・クリエーションの拠点となる、ねおこ座オープニングパーティーの様子です。台風の影響による悪天候にもかかわらず、地域内外からたくさんの方々にご来場いただき、ワークショップに参加していただきました。
ねおこ座は、大垣市の県立大学院大学IAMAS(イアマス)と地元企業との共同で進めているneo・cocreationプロジェクトの拠点となる場所で、旧根尾村時代に商工会の事務所として使われていた建物をリノベーションして利用しています。
TABはこの場所の空間、インテリアのディレクションから製作までプロジェクトメンバーとの協働で関わらせていただきました。予算と工期から、一室のみの改装とメインエントランスの変更を序盤に決定し、余分なものの解体撤去と壁天井の塗装、地元の製材所から手に入れた杉材で簡単な造作を行いました。そして極めつけの箱文字+電球によるサイン!あとはワークショップ形式で製作できるTABのプロダクト(今回はランプシェードとスツール)をオープニングパーティー内で製作・取り付けを行い、その場にいた皆様と空間を作り上げています。
場や状況を新しく作り上げる上で、一緒にものを作るということはとても有効な手段ですが、解体!塗装!造作!などの作業は参加のハードルがどうしても高くなってしまいます。なので小さな子供から大人まで場所作りに関わることができる、そこで使用されるインテリアのワークショップを行うことで、みんなが愛着を持つ場所を比較的ハードル低めで作り出すことができたのではないかと思います。
これからこの場所でどんなことが行われるか、TABとしても参加していく予定なので皆様お楽しみに!
2015.08.11
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